【コラム】広告媒体選びのコツ
世の中にはいろんな広告媒体があります。
テレビCMや新聞・雑誌広告、電車・バス内のつり広告、商業施設内での掲示、駅前等での手渡し、WEB上でのHP設置やリスティング広告など様々あり、ポスティングもその1つです。
当然ながら、潤沢な予算さえあれば「全部使う」のが最適ではありますが、なかなかそうもいきません。
ポスネットにご相談を頂いたお客様には毎回ご説明差し上げるのですが、「何を」「誰に」伝えたいかで媒体の絞り込みは変わります。
ポスティングも1手段しかなく、お客様の詳細によっては必ずしも「最適」ではありません。
新聞と折り込みとの比較が一番多いのですが、根本的な違いとして新聞は「毎日必ず配るものへの追加」であり、ポスティングは「その配布物のためにご指定の期間に現地に行く」という違いです。
「新聞折込なら単価XX円だったよ。高くない?」
と言われてしまうと、ポスティング屋さんとしては頭の痛い話だったりします。
すでに他のお仕事で行くことが決まっているエリアであればかなりのお値引はできますが、予定のないエリアであればそのためだけにスタッフを向かわせるため、スケジュール調整と人件費の調整で折り合いがつけにくいのです。
ではそんなポスティングが向いている商材はどんなものでしょうか?
新聞であれば、購読者にしか届かないため、他誌を購読している人や、新聞を取っていない人にはリーチできません。
それに対し、ポスティングはエリア単位でどれくらいの比率をカバーするかなどを調整することができます。
従って、ポスティングは小規模商圏のお客様が店舗などを中心とした限定エリアで顧客獲得をするのにとても強い媒体となります。
また、年齢層や生活実態を問わず、指定エリア内の全世帯に直接リーチできるため、「ゴミの出し方」など自治体配布物などにも向いています。
ですが、新聞とは異なり短期間広域大量配布をするのは難しいお仕事となります。
新聞であれば、前述の通り「毎日」配られるので、豊富な拠点数・スタッフ数で大量告知を行うことができいます。
同様にWEBであれば若年層ターゲットや全国一斉告知に強く、電車・バスの路線広告では毎日の乗客へ継続的なリーチが、雑誌であれば購読ターゲットに合わせたリーチが、などそれぞれに強みがあります。
お客様ごとに「ベスト」な選択がありますので、「常にベスト」な媒体はありません。
私たちはポスティングのメリット・デメリットを踏まえてご依頼の商材を拝見し、場合によっては他媒体をお勧めすることをためらいません。
お客様にご満足頂くこと、それが私たちの「ベスト」だからです。